ドイツのペーター・アルトマイヤー経済相とフランスのブリュノ・ル・メール経済・財務相、欧州連合(EU)欧州委員会のマロシュ・シェフチョビッチ副委員長(エネルギー同盟担当)は経済紙『ハンデルスブラット』への共同寄稿文で、欧州の車載電池セル生産能力は2025年までに少なくとも電動車700万台分に拡大するとの見通しを明らかにした。中国に次ぐ世界で2番目に大きなセルの生産地となる。電池産業の育成に向けて欧州委が2017年に立ち上げた「欧州電池アライアンス」が成果を上げているとしている。今後の課題としては原料の欧州現地調達拡大と調達先の多様化、リサイクルシステムの確立、充電インフラの拡充を挙げた。