2月の機械受注+12%に、2ケタ増は18年10月以来

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が8日発表した独業界の2月の新規受注高は前年同月を実質12%上回った。2ケタ増は2018年10月以来で、2年4カ月ぶり。1月は10%減少したが、2月の好転で完全に相殺された。

けん引車となったのは国外で、17%増えた。特にユーロ圏外は20%の伸びを記録。ユーロ圏(ドイツを除く)も12%拡大した。国内は2%増だった。

新規受注を特殊要因による統計のブレが小さい3カ月単位の比較でみると、12~2月は前年同期を実質2%上回った。国内は5%減少したものの、国外が6%増加。ユーロ圏は4%、ユーロ圏外は6%の幅で伸びた。

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