テレフォニカと米リバティの英事業統合、当局が承認

英国競争当局の競争・市場庁(CMA)は19日、スペイン通信最大手のテレフォニカと米メディア大手リバティ・グローバルが英事業を統合する計画を承認したと発表した。これによって統合手続きが6月1日までに完了する見通しだ。

テレフォニカとリバティは20年5月、均等出資の合弁会社を設立し、テレフォニカ傘下の英携帯電話サービス大手O2と、リバティの子会社でケーブルテレビ(CATV)、ブロードバンドサービスを手がけるヴァージン・メディアを移管することで合意していた。

誕生する新会社の時価総額は310億ポンド(約4兆円)。英通信市場でBTに次ぐ総合的な通信サービスを提供する企業となる。

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