●グループの共通プラットフォームの改良が目的
●技術ハブとしては3拠点目
配達サービスの西グロヴォがウクライナの首都キエフに技術ハブを設置する。グループの共通プラットフォームの改良が目的だ。すでに求人を開始しており、将来的にはIT専門家を100人に増やす計画もあるという。グループの技術ハブとしてバルセロナ、ワルシャワに次いで3番目の拠点となる。
グロヴォによると、サービス利用者および配達人、提携企業はすべて共通のプラットフォームを使っている。キエフの技術ハブでは、このプラットフォームを進出先の市場ニーズに応じて容易に調整できるように改良していく。当初は全業務で合計50人を雇用し、次第に増員していく方向だ。
ウクライナはグロヴォの主要市場の一つ。2018年10月に進出し、29都市で事業を展開する。創業者の一人であるサシャ・ミショ(Michaud)氏によると、これまでに5,000万ユーロを投資してきたが、今後1年でさらに2,000万ユーロを投じるという。