独コンチネンタルから分離する予定のパワートレイン子会社ヴィテスコ・テクノロジーズ は9日、事業で使う電力を100%再生可能エネルギーで調達することを目指す国際的なイニシアチブ「RE100」に参加すると発表した。同社が掲げる「DIRECTION 2030」戦略の一環で、2030年までに「カーボンニュートラル(炭素中立)」の実現を目指す。ヴィテスコは、すでに2020年からすべての生産拠点の電力を100%再生可能エネルギーで賄っている。これにより事業活動で発生する直接・間接的なCO2排出量を約90%削減している。なお、「RE100」は英国のThe Climate GroupとCarbon Disclosure Project (CDP)によって運営されており、世界で約300の企業が参加している。