ドイツ鉄道(DB)は23日、電気通信大手のドイツテレコムと共同で路線の電波空白区間を2026年末までに解消すると発表した。ローカル線を含む全国のすべての路線で乗客が途切れることなく高速ネットサーフィンを行えるようにする。鉄道利用の快適性を向上させることで乗客を増やす考えだ。
DBの路線は計3万3,400キロメートルに上る。まずはそのうち幹線の7,800キロで24年末までに200ビット毎秒以上のサービスを実現。25年末までにはさらに、1日当たりの乗客が2,000人を超える1万3,800キロの路線にも拡大する。残りの路線では100ビット毎秒以上のサービスを26年末までに提供する。両社合わせて1億ユーロのケタ台の投資を行うことになる。