独EVベンチャーNext.e.GO Mobile、ブルガリアに新工場

独アーヘン工科大学(RWTH)が設立した電気自動車のベンチャー企業Next.e.GO Mobileは15日、ブルガリアのロヴェチに工場を建設する計画を発表した。新工場の建設投資は1億4,000万ユーロ。生産能力は年3万台。2024年第1四半期に生産を開始する予定。

新工場は、モジュラー構造で拡張が可能なマイクロファブリックコンセプトを採用している。また、既存のアーヘン工場と同様に、生産のデジタル化に取り組む「インダストリー4.0」のコンセプトを基盤にすべての生産システムをネットワーク化する。

同社は今後の事業拡大に向け、既存のアーヘン工場、建設予定のブルガリア工場に加え、ギリシャとメキシコにも同様の工場を建設する計画をすでに明らかにしている。

同社はドイツですでに電気自動車「e.GO Life Next」を販売している。2022年には次世代「e.GO Life」と「e.GO Life Coss」の市場投入を計画している。

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