シュコダ自が生産再開、半導体不足で夏季休暇延長

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社、シュコダ自動車が夏季休暇を終え、
22日夕から生産を再開した。夏季休暇は通常、8月前半の2週間と決まっているが、
車載電子機器向け半導体部品の不足が解消せず、1週間の延長を強いられた。従業
員には第3週の手当として賃金の85%と特別手当を支給した。合計すると、通常の
賃金よりも額が大きくなったという。
労組のヤロスラフ・ポフシーク代表によると、半導体が欠けている未完成車が現
在、工場敷地内に4万台強ある。この数が5万台に近づく事態になれば、改めてシフ
トを減らして対応することになる見通しだ。

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