ビオンテック―共同開発のワクチンをラテンアメリカでも生産へ―

独バイオ医薬品企業ビオンテックと米製薬大手ファイザーは8月26日、両社が共同開発した新型コロナウイルス用ワクチン「コミナティ」の生産・引き渡しをブラジルのバイオ製薬企業ユーロファーマ・ラボラトリオスに委託することで基本合意したと発表した。同ワクチンは欧州、北米、アフリカに次ぎ、ラテンアメリカでも生産されることになる。

ユーロファーマは米国で製造されたワクチン原液の瓶詰を行う。年産能力は1億回分強。来年から生産を開始し製品をすべてラテンアメリカ諸国に供給する。

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