ポーランドPKNオルレン、米GEと洋上風力発電事業で提携

●発電容量1.2GWの風力発電所を設置

●オルレンはバルト海の洋上風力発電容量を40年までに11GWへ

ポーランド石油最大手の国営PKNオルレンはこのほど、米ゼネラルエレクトリック(GE)の再生可能エネルギー部門GEリニューアブル・エナジーとバルト海における洋上風力発電プロジェクトで提携すると発表した。発電容量が1.2ギガワット(GW)の風力発電所を設置する。

オルレンはポーランド領のバルト海に持つ洋上施設の総発電容量を2030年までに5.9GW、40年までに最大11GWまで増やす予定だ。一方政府は30年までに10.9GW、50年までに28GWの海上風力発電施設を導入することを計画している。

GEリニューアブル・エナジーはポーランド国内の300カ所に陸上風力発電施設を設置しており、総設備容量は計900メガワットに上る。

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