●国内競合や国外LCCに対抗する狙い
●座席数を増やしてチケットを割安に提供
ウズベキスタン国営航空の格安部門(LCC)、ウズベキスタン・エクスプレスが8月30日、運行を開始した。国内民間競合や国外LCCに対抗するねらいとみられる。座席数を増やすことでチケットを安く提供する。
ウズベキスタン航空の運用するエアバス「A320ceo」には、ビジネスクラス12席、エコノミークラス138席が設けられている。LCCでは全174席をエコノミークラスとし、航空券価格を通常より2割安に設定する。LCCの運航機材は現在2機だが、数カ月以内に4機へ増加する。
LCCは主に国内線を運航するが、ロシアおよびカザフスタン線も定期運行する。
ウズベキスタンでは最近、民間航空「クワント・シャルク(Quanto Sharq)」が営業を開始した。中央アジアのLCCとしては、すでにキルギスのエア・マナス、カザフスタンのフライアリスタンが運行している。