ミュンヘン南部に自動運転の試験場を整備

ドイツのバイエルン州交通省、ミュンヘン工科大学(TUミュンヘン)、航空宇宙・自動車・防衛分野などの技術の試験施設を運営するIAGB(Industrieanlagen-Betriebsgesellschaft mbH)は9月13日、ミュンヘン南部のオットブルンにあるIAGBの本部にさまざまな自動運転技術を検証することができる試験場を整備する計画について趣意書(MoU)を締結した。この試験場は、2022年に建設を開始する予定。

試験場には、◇交差点◇立体駐車場◇駐車スペースとワイヤレス給電システムの組み合わせ(パーク&チャージ・レーン)――の3つを整備し、さまざまな自動運転技術を試験できるようにする。また、実証試験では、歩行者や自転車、子供や高齢者などの交通弱者の安全性確保にも重点を置く方針。

当該試験場の建設投資は約400万ユーロ。バイエルン州交通省が資金支援する。

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