独化学大手のBASFは16日、中国の電池メーカー、コンテンポラリー・アンペレックス・テクノロジー・リミテッド(寧徳時代新能源科技、CATL)と気候中立(クライメート・ニュートラル)の取り組みで戦略提携すると発表した。具体的には、電池のカソード材料における持続可能なバリューチェーン(価値連鎖)の構築やバッテリーのリサイクルで協力する。
CATLは、同社にとって欧州初のリチウムイオン電池工場をドイツに建設するプロジェクトを進めており、材料を現地調達するためのサプライチェーンの構築にも取り組んでいる。
BASFは、カソード材の生産・研究拠点を世界各地に構築しており、欧州でもカソード材を生産している。