上期の乗用車タイヤ生産、コロナ禍前比25%減に

ドイツ連邦統計局が11日発表した上半期の国内乗用車タイヤ生産台数は1,950万本だった。コロナ禍で生産が激減した前年同期(1,630万本)を20.0%上回ったものの、コロナ禍前の2019年同期(2,620万本)に比べると25.4%低い水準。半導体不足に伴う自動車生産の低迷が響いたもようだ。

貿易も低調で、輸出本数は19年同期比で16.7%、輸入は同6.5%減少した。

一方、原料価格は高騰しており、8月の天然ゴムの輸入価格は前年同月比で41.7%上昇。合成ゴムは上げ幅が46.7%に上った。

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