欧州自動車大手ステランティスの独子会社オペルは8日、新型「アストラ」のインフォテインメントシステムについて、無駄を省くことで快適さを最大限に高める設計思想の「デトックス・トゥ・ザ・マックス(Detox to the Max)」を反映させていると明らかにした。自然対話式の音声認識機能を備えた同システムは直感的な操作性の高さが特長。高度なコネクテッド機能により、提供する内容をユーザーにとり価値のあるものだけに絞り込むことで、優れたユーザーエクスペリエンスを実現している。
「アストラ」のインフォテインメントシステムはタッチスクリーン式のデジタルコックピット「ピュアパネル」を使って操作する。スマートフォンとの連携機能により個々の乗員を認識し、各自の趣味や嗜好に合わせた設定で動作する。音声認識機能の「Hey Opel」は新型「アストラ」で初めて実装される。
また、ソフトウエアの無線更新(OTA)が可能なナビゲーションシステムや、コネクテッド機能に基づく最先端の運転支援システムを搭載する。専用のサービスアプリ「マイオペル」にも対応している。