独自動車大手のBMWグループは13日、傘下の投資会社BMW iベンチャーズを通して独新興企業のHeyChargeに出資したと発表した。HeyChargeは2020年の設立。このほど実施した投資ラウンドで470万ドルの資金を確保した。
HeyChargeが特許を申請中の技術「SecureCharge」は、例えば、地下駐車場や立体駐車場のようなインターネットに接続できない場所でも充電することができる。充電器とHeyChargeアプリまたはソフトウェア開発キット (SDK)間の通信を、ブルートゥースを介して行う仕組み。
同技術を活用すると、従来の充電器の調達・設置や通信・サービスにかかるコストを大幅に削減できる利点もある。