欧州委員会がこのほど発表したユーロ圏の2月の景況感指数(ESI、標準値100)は114.0となり、前月の112.7から1.3ポイント上昇した。同指数の上昇は2021年10月以来、4カ月ぶり。消費者を除いて改善した。
分野別では製造業が0.1ポイント、サービス業が4.1ポイント、小売業が1.7ポイント、建設業が1.8ポイントの幅で上昇した。消費者は0.3ポイントの下落となった。
EU27カ国ベースのESIは前月を1.2ポイント上回る112.5。主要国はスペインが2.4ポイント、フランスが1.9ポイント、ドイツが1.2ポイント、イタリアが1.0ポイントの幅で改善した。