BMW―米スパータンバーグ工場でプレス備品生産へ―

高級乗用車大手の独BMWは3日、米サウスカロライナ州スパータンバーグにある工場にプレス部品の生産施設を設置すると発表した。投資額は2億ドル強、面積は約2万平方メートル。2024年から「Xシリーズ」用のドア、フェンダー、ボディサイド、リフトゲートを製造する。200人強の新規雇用を予定している。

プレス機械はすべて独シューラー・グループの製品を使用。金型はBMWの独アイゼナハ、ミュンヘン、ディンゴルフィング工場から供給する。

プレス工場立ち上げの準備としてスパータンバーグ工場の従業員45人強は現在、独ライプチヒと英スウィンドンにあるBMWのプレス工場で研修を受けている。シューラーのパートナー企業でも今後、実習を行う予定だ。

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