スウェーデン乗用車大手のボルボ・カーズは4日、完全電気自動車(BEV)の「XC40リチャージ」のフェイスリフトモデルと、同「C40リチャージ」の前輪駆動(FWD)モデルを発表した。
新型「XC40リチャージ」はフレームレスデザインのグリルと新しいフロントバンパーを採用し、外観を「C40リチャージ」に似せている。独自のT字型(トールハンマー)ヘッドライトには最先端のLED照明技術を導入。前方の道路状況に応じて光量や照射範囲を最適化し、対向車の幻惑を防止する。また、新たなボディカラーも用意する。
「C40リチャージ」はこれまで電気モーター2基を搭載した4輪駆動モデルが設定されていた。今回のFWDモデルはモーター1基と容量69キロワット時(kWh)のバッテリーを組み合わせ、1回の充電で最大434キロメートルの航続距離(WLTPサイクル)を確保している。バッテリー容量80%までの充電時間は急速充電器の使用で約32分という。
2つの新モデルはどちらも同社のオンラインサイトから購入できる。