オペルの新型「アストラ」、最新の空気清浄システム「インテリ・エア」搭載

欧州自動車大手ステランティスの独子会社オペルは11日、新型「アストラ」が最新の空気清浄システム「インテリ・エア」を搭載していると発表した。空気質センサー(AQS)により車内の空気を継続的に監視し、状態に応じて外気との入れ替えを自動的に行う。活性炭フィルターを通して花粉を除去する。

当該システムのAQSは最大2.5マイクロメートルの微粒子を検出できる。室内に導入する外気の質が悪い場合はAQSがベントを調整し、汚染物質が車内に入らないようにする。フィルターは微粒子除去と活性炭の二層構造で、オゾンガスや臭気に加え、花粉をほぼ100%除去できる。室内の空気の状態はインフォテインメントシステムのスクリーンに可視化して表示される。

オペルは花粉の季節の安全運転について、くしゃみによって誘発される事故のリスクを下げるため、花粉量が多い時は窓を閉めてインテリ・エアを作動させることを推奨している。

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