英政府統計局(ONS)が12に日発表した2022年1~3月期の国内総生産(GDP、速報値)は、物価変動分を除いた実質で前期比0.8%増となった。新型コロナウイルス感染拡大を受けた行動制限が緩和されたことで経済再開が進み、個人消費などが伸びた。
プラス成長は4四半期連続。個人消費が0.6%、サービス業が0.4%の幅で増えた。小売・卸売業は低迷した。
同期はプラス成長を維持したが、GDP が増えたのは1月(0.7%増)だけで、2月は横ばい、3月は0.1%減だった。物価の急上昇が景気を圧迫しつつあり、4~6月期はマイナス成長に転落する可能性もありそうだ。