独自動車大手のダイムラーは25日、米国法人ダイムラー・トラック・ノースアメリカ(DTNA)が米食品流通大手のシスコに電気トラックを最大800台、供給する趣意書を締結したと発表した。2026年までにグループブランド「フレイトライナー」の電気トラック「eカスカディア」(牽引車)を最大800台、納車する。
DTNAは年内にも、最初の電気トラックをカリフォルニア州リバーサイドにあるシスコの拠点に納車する見通し。
シスコは、レストラン、医療・教育施設、宿泊施設などの外食産業向けに食品および関連製品を販売・搬送している。従業員数は5万8,000人を超える。同社は保有トラックの大部分を代替燃料車に切り替える方針で、2030年までに米国の保有車両の35%を電動化する目標を掲げている。