伊ブレーキ大手ブレンボ、同社初のハッカソンを開催

伊ブレーキシステム大手のブレンボは16日、同社初のハッカソン(システム開発イベント)を開催すると発表した。従来のイノベーション活動とは異なるアプローチで斬新なアイデアを生み出し、事業に取り入れることが狙い。同社が定義する、持続可能でデジタル化された相互接続型の未来のモビリティのニーズに応える新たなソリューションの開発を目標に掲げる。

「ブレンボ・ハッカソン」は6月24日から26日にかけて、ベルガモ郊外のキロメトロ・ロッソ科学技術パークで開催さわれる。スタートアップと個人の2つのカテゴリーがあり、スタートアップ向けには「モビリティの未来に向けてのデジタルソリューションの探求」、個人向けには、人工知能(AI)を搭載した独自のブレーキシステム「SENSIFY」の「ドライビング体験向上の開発」というテーマが設定されている。成績優秀者はブレンボとインキュベーション(起業支援)契約を結ぶことができる。

ブレンボによると、全世界の従業員は1万2,200人で、その約1割が研究開発事業に従事している。

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