明治安田生命は21日、ポーランドの保険会社オイロパグループに追加出資したと発表した。これにより、同社に対する出資比率を従来の33.46%から50%マイナス1株に引き上げる。取引金額は約1億6,000万ズロチ(約3,400万ユーロ)。同社および共同運営先の独タランクスとの関係を強化し、事業成長を図る。
明治安田生命によると、オイロパは生命保険および損害保険を扱う保険グループで、金融機関や小売・旅行代理店などを通じて保険を販売している。明治安田生命は2012年にドイツの戦略提携先タランクスと共同でオイロパを買収した。出資比率は当初、明治安田生命が27.94%、タランクスが50%プラス1株だったが、明治安田生命が同年の株式追加取得で33.46%へ引き上げた。 今回の取引では、12年までオイロパの親会社だった金融持ち株会社ゲティン・ホールディングと、その関連会社ゲティン・ノブレ・バンクから合計16.54%を買収した。