ポーランドのソラリス、国内初の燃料電池バスを納入

ポーランドのバス製造大手ソラリスは11日、同国のコニン市の公共交通事業者ミースキエ・ザクラディ・コムニカツィ(MZK)に、燃料電池バス「ウルビーノ12ハイドロジェン」を納入したと発表した。同国で燃料電池バスが導入されるのは初めて。ソラリスの燃料電池バスはすでにイタリア、ドイツ、オランダ、スペインで運用されている。

MZKは同バスを市内5つのルートで運用する。1日の総走行距離は200キロメートルから300キロメートルとなる予定。水素燃料の充填は市内の発電所「ZE PAK S.A.」に設置された供給施設で行う。

同国では今後、燃料電池バスを導入する自治体が増える見込み。すでに上シレジア都市圏が20台、ポズナニ市が25台、クラクフ市が150台の調達を予定している。

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