中国BYDがパリモーターショーに参加、Q4にはNEVの新モデルを発売

中国のバッテリー・自動車メーカーである比亜迪汽車(BYD)は7月27日、今年10月のパリモーターショー(開催期間:10月17~23日)に参加すると発表した。最新の製品ラインナップと技術を出展する。また、今年第4四半期(10-12月期)に新エネルギー車(NEV)の新型乗用車を欧州市場に投入する計画も明らかにした。パリモーターショーへの参加をきっかけに、NEVモデルの販売を強化する。

BYDは昨年、ノルウェーでSUV「唐」の完全電気自動車(BEV)モデルを発売した。同モデルは最高出力180キロワット(kW)または200kWの電気モーターと、容量86.4キロワット時(kWh)のリチウムイオン電池を搭載。0~100km/hの加速性能は4.6秒で、最大航続距離は約528キロメートル(WLTPサイクル)を確保している。

BYDは今年上半期にNEVの乗用車モデルを64万台以上販売した。同社は2008年のジュネーブモーターショーで、世界初の量産型プラグインハイブリッド(PHV)モデルとなるF3DMを公開した。

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