ヴァレオ、今年のIAA出展製品で50%の受注増見込む

仏自動車部品大手のヴァレオは15日、今年のIAAハノーバー国際商用車見本市(9月20~25日)に出展する技術や製品により、4年前のIAAと比べて受注件数が50%増える見込みだと発表した。受注金額は数十億ユーロの規模になるもよう。

IAAに展示する製品・技術は、主力の電動パワートレイン関連では◇800ボルト(V)の炭化ケイ素(SiC)インバーター◇400Vおよび800Vの電動アクスル(eアクスル)◇バン用の48Vハイブリッドシステム◇48Vの電動モーターと自動変速ギア(アダプティブAT)、予測ソフトウエアからなる自転車用電動アシストシステムなどがある。

また、電気自動車(EV)に欠かせない熱管理システム分野では、バッテリー熱制御、温度調節、ヒートポンプ技術を紹介する。これには省電力タイプの電気バス用冷暖房システム「REVO-E HP R744」や、ドライバーの好みに合わせて機能する電気トラック用の車内暖房システム「Flex Heater」が含まれる。

このほか、バン用のドライバー監視システム(DMS)、トラック用LED照明システムも展示する。

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