レンタカー大手ジクスト、中国BYDからBEV10万台強を調達

レンタカー大手の独ジクストは4日、中国の電動車メーカー比亜迪(BYD)から電気自動車(BEV)を調達することで合意したと発表した。ジクストは電動車の投入拡大方針を打ち出しており、その一環としてBYDの車両を採用。欧州事業で投入する。将来的に世界の他の地域でもBYD車を投入することを視野に入れている。

まずはBYDのSUV「アット3」数千台を購入し、第4四半期中にもドイツ、フランス、オランダ、英国の顧客が利用できるようにする。2028年までにはさらにBYD車10万台を追加購入する計画だ。

ジクストは先ごろ、レンタル車両の70~90%を30年までに電動車とする方針を表明した。様々なメーカーの車両を採用する意向。ボリュームゾーンでは特にBYDの車両を投入する。

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