●NETAの1-8月納品台数は前年同期比176%増
●イスラエルの昨年のEV販売台数は前年比686%増と飛躍的に増加
中国の新興電気自動車(EV)メーカー、 哪吒汽車(Hozon Auto)は9月28日、自社EVブランド「NETA」のイスラエル進出を発表した。同社はこれに先立ち現地自動車輸入販売会社のブリリアス(Blilious)と戦略提携を交わしている。タイ、ネパールなどアジア市場に続き、イスラエルで中東市場への足掛かりを作り、国際事業拡大を狙う。
哪吒汽車は2019年にコンパクトクロスオーバー(都市型SUV)「NETA U」、20年にサブコンパクトクロスオーバー「NETA V」、21年に配車サービス用ハイヤーモデル「NETA-U Saloon」をリリースしている。「NETA」ブランドの今年1-8月納品台数は前年同期比176%増の9万3,185台。8月までの累計納品台数は18万9162台に上る。
イスラエルの昨年のEV販売台数は1万935台で、前年比686%増と飛躍的に伸びた。同国は2035年から内燃エンジン車の輸入を禁止する計画で、EV販売台数は25年までに8万台に増えると予想され、引き続きEV市場の急成長が見込まれる。