住宅建築価格の上げ幅8月は16.5%に

ドイツ連邦統計局が6日発表した8月の住宅建築価格指数(付加価値税込み)は前年同月を16.5%上回った。上げ幅は5月の同17.6%をやや下回ったものの、水準は依然として高い。幅広い資材分野での価格上昇が反映された格好だ。8月は5月に比べ2.6%上昇した。統計局は2月と5月、8月、11月のデータを定期的に公表している。

骨組み工事の価格は15.5%上昇した。同工事に占める比重が特に大きいコンクリート工事と左官工事は上げ幅がそれぞれ18.2%、13.1%だった。屋根ふきは19.6%、土木工事は15.3%。木工は材木価格の高騰を受けて上げ幅が46.5%に達した。

建設価格は住宅以外でも上げ幅が大きく、オフィスビルは18.0%、商工業施設は17.7%、道路は18.5%、住宅メンテナンスは16.2%に上った。

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