ユーロ圏景況感、10月も悪化

欧州委員会がこのほど発表したユーロ圏の10月の景況感指数(ESI、標準値100)は92.5となり、前月の93.6から1.1ポイント低下した。景況感の悪化は8カ月連続で、20年11月以来の低水準に落ち込んだ。

分野別では製造業が0.9ポイント、サービス業が2.6ポイントの低下となった。消費者は1.2ポイント、小売業は1.5ポイント、建設業は0.8ポイントの幅で改善した。

EU27カ国ベースのESIは前月を1.5ポイント下回る90.9。主要国はドイツが1.0ポイント、イタリアが0.9ポイントの幅で下落した。スペインは1.4ポイントの上昇、フランスは横ばいだった。

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