ユーロ圏の7~9月期GDP、0.3%増に上方修正

EU統計局ユーロスタットが7日発表した2022年7~9月期の域内総生産(GDP)の最新統計によると、ユーロ圏のGDPは前期比0.3%増となり、上げ幅は既報値の0.2%から0.1ポイント上方修正された。EUの伸び率は0.4%で、0.2ポイントの上方修正となった。(表参照)

前年同期比の伸び率はユーロ圏が2.3%、EUが2.5%で、それぞれ0.2ポイント、0.1ポイントの幅で引き上げられた。

主要国の前期比のGDP伸び率はドイツが0.4%で、0.1ポイントの上方修正。フランスとスペインは0.2%、イタリアは0.5%で、改定はなかった。

ユーロ圏のGDPを分野別にみると、設備投資が前期比.3.6%増と、前期の0.9%増から拡大。個人消費は0.9%増で、前期の1.0%増を下回ったものの、堅調を維持した。輸出は前期と同水準の1.7%増だった。

上部へスクロール