独電機大手のシーメンス は11月23日、サウジアラビアの複合企業であるペトロミン傘下のエレクトロミンに電気自動車(BEV)用充電器を供給すると発表した。超高速直流充電器「Sicharge D」と商用・住宅用の交流充電システム「VersiCharge」を販売する。エレクトロミンは独自アプリを開発。ドライバーに近場の充電ステーションを知らせナビゲーションするとともに、充電と決済サービスを提供する。全国各地で充電できるようにすることで、BEVの受容度を高める狙い。サウジは2060年までに炭素中立を実現する目標を掲げる。その一環として首都リヤドの自動車の30%を30年までにBEVとすることを目指している。