ボルボ・カー、R&D責任者に元社員のアンダース・ベル氏が就任

スウェーデンの自動車大手ボルボ・カーは11月29日、元社員のアンダース・ベル(Anders Bell)氏が12月6日から研究開発(R&D)部門の統括責任者に就任すると発表した。ハビエル・ヴァレラ最高執行責任者(COO)兼副最高経営責任者直轄のエンジニアリング&オペレーションチームとグループマネジメントチームの一員となる。

ベル氏は自動車生産エンジニアリング分野で約25年の経験を持つ。米テスラに属した直近6年以外はボルボ・カーでキャリアを積んできた。R&D部門の責任者として、コア・コンピューティング、電動化、コネクティビティ、自動運転の分野で同社の戦略を具現化していくことになる。

ベル氏は初代「XC90」の開発を皮切りに、中国における「XC60」の生産立ち上げや「90」シリーズの内装開発などに携わってきた。テスラでは欧州・中東・アフリカ(EMEA)地域の車両エンジニアリングの責任者を務めた。

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