飲食業従事者、コロナ禍前比で12%減少

ドイツ連邦統計局は13日、国内の飲食業従事者数が2022年は前年を12.5%上回ったと発表した。新型コロナウイルスの感染防止規制が大幅に緩和され、営業が正常化したことが大きい。ただ、コロナ禍前の19年に比べると11.8%少なく、雇用は回復しきれていない。従業員を募集しても応募が少ないため、営業時間の短縮を余儀なくされている店舗もある。

業態別でみると、バーやクナイペなど主にアルコール飲料を提供する事業者では前年に比べ36.2%増加した。レストランなどよりも規制が厳しく、減少幅が大きかったことから、反動で大きく伸びた。19年比では21.0%少ない。

レストラン・インビース(軽食屋)・喫茶店は前年比が14.0%増、19年比が9.5%減だった。

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