ルフトハンザ―機内食事業からの撤退完了―

航空大手の独ルフトハンザは5日、機内食子会社LSGグループを欧州投資大手アウレリウスに売却することで合意したと発表した。LSGの欧州事業は2019年時点で航空会社向けサービスを手がけるスイス企業ゲートグループに売却済み。今回の取引により機内食事業からの撤退を完了する。経営資源を中核事業の航空輸送分野に絞り込む意向だ。

LSGは現在、欧州域外の機内食事業、機内販売事業、食品販売事業を手がけている。従業員数は1万9,000人。アウレリウスへの売却価格は明らかにされていない。取引は7-9月期に完了する見通し。

ルフトハンザは機材メンテナンス子会社ルフトハンザ・テヒニクの株式50%未満と、出張サービス子会社エアプラスも売却する意向だ。

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