フォード・オトサン、燃料電池トラック開発で加バラードと提携

燃料電池大手の加バラード・パワー・システムズ(Ballard Power Systems)は4
日、トルコのフォード・オトサン(Ford Otosan)と大型燃料電池トラックの開発
提携で基本合意を交わしたと発表した。年内にもプロトタイプ用の電池2基を供給
する。量産に移行した場合、優先的にサプライヤー契約を結べる取り決めでも合意
した。
トルコのコチ・グループと米フォードの合弁会社であるフォード・オトサンは、
「フォード・トラックス」ブランド車の開発・生産を担っている。今回の提携で
は、総重量44トンの大型トレーラーヘッド「Fマックス」の燃料電池モデル開発に
向けて、プロトタイプ用にバラードの燃料電池「FCムーブ・XD」(出力120キロ
ワット)を2基調達する。
燃料電池トラックの開発は、欧州連合(EU)の推進する貨物輸送のゼロ排出化プロ
ジェクトの一環だ。オトサンのほか、ルノー・トラックス、スカニア、ボルボ・ト
ラックスが長距離輸送用大型トラックの電動モデル(BEV)と燃料電池モデルの開
発に取り組んでいる。2025年には燃料電池モデル5種と電動モデル4種が実用化さ
れ、走行距離が合計で100万キロメートルを超えると予想されている。

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