DBで時限スト、その後は1月7日まで見合わせ

独機関士労組GDLは6日夜、ドイツ鉄道(DB)を対象に7日から8日にかけて警告ストライキを実施すると発表した。今回のストは年内最後のもので、終了後は1月7日24時まで新たなストを見合わせる。

ストは貨物部門で7日18時、旅客部門で同22時に開始される。終了は8日22時。DBは臨時ダイヤで対応するものの、長距離列車の運行本数は本来の20%程度にまで削減される。近距離列車がどの程度、運行されるかは地域によって大きな違いが出るもよう。積雪で運行が滞っているドイツ南部は状況が一段と厳しくなる見通しだ。運行情報は同社のホームページやアプリで確認できる。

GDLのクラウス・ヴェゼルスキー委員長は11月中旬、クリスマス期間中はストを行わない意向を表明した。ただ、具体的な期間はこれまで明らかにしていなかった。見合わせの期間が今回、明らかにされたことから、乗客は年末から年始にかけて安心して鉄道を利用できるようになった。

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