増水でライン川が一部通行止めに

ライン川の一部が12日に一部、通行止めとなった。水位が危険水準まで上昇したため。上流や支流地域で雨が多いことから、船舶の通行規制区間は今後、増える見通しだ。

上ラインのカールスルーエ市マクサウの計測地点で13時時点の水位が759センチに達した。750センチを超えると船舶の運航は禁止されることから、上流のバーゼル方面、下流のオランダ方面に向かう船舶は同地点を通過できなくなった。約40キロ下流のシュパイヤーでも数日以内に航行が禁止される見通しだ。

さらに下流のマインツ、ビンゲン、コブレンツでは水位が警戒の第1段階に達した。船舶は低速で河川中央部を走行することを求められる。

河川交通では水位が一定水準を超えると通行が禁止される。水位が低下した場合は禁止とはならず、運航するかどうかは船会社が自らの判断で決める。

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