独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社シュコダ自動車は17日、クヴァシニ工
場で主力SUV「コディアク」の第2世代モデルの量産を開始したと発表した。これに
合わせ、4,900万ユーロを投じて生産ラインと溶接工程の近代化を行った。
シュコダ自は昨年、旗艦モデル「スペルブ」のモデルチェンジを機に生産をクヴァ
シニ工場からスロバキアのブラチスラバにあるVW工場に移管した。これによりク
ヴァシニ工場の生産能力に余力が生まれ、コディアクを1日当たり最大410台生産で
きるようになった。同工場ではコンパクトSUV「カロク」も生産している。
新コディアクでは最高出力150馬力から204馬力の間で5つのグレードがあるエンジ
ン車に加え、電気駆動のみで100キロメートル以上を走行できるプラグインハイブ
リッド(PHV)モデルを初めてラインナップする。
コディアクは2016年の発売からこれまでに87万台以上が生産された。