ボッシュがソフト技術者1200人削減

自動車部品大手の独ボッシュがソフトウエアの技術者1,200人を2026年末までに削減する。同社の確認を得た情報として経済紙『ハンデルスブラット』が18日に報じた。

削減対象となるのは自動運転分野の技術者。完全自動運転技術の開発スピードが想定を大幅に下回っていることを理由としている。アップシュタット、ヒルデスハイム、レオンベルク、レンニンゲン、シュヴィーバーディンゲン拠点で従業員を整理する。経営上の理由による解雇は労使協定で禁じられていることから、解雇以外の手段で人員削減を行う。

同社はソフト技術者を今後2年で現在の4万4,000人から5万人に拡大することを計画している。それにもかかわらず一部のソフト技術者を削減するのはコスト圧縮圧力が高いためと目されている。

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