ドイツ機械工業連盟(VDMA)が4日に発表した独業界の1月の新規受注高は物価調整後
の実質で前年同月を10%下回った。世界経済の低迷や地政学リスクを背景に顧客産業
で投資抑制が続いていることが響いた。
国内受注が11%、国外が同9%減少した。国外はユーロ圏(ドイツを除く)が19%
減、ユーロ圏外が5%減だった。
新規受注を特殊要因による統計のブレが小さい3カ月単位の比較でみると、11〜1月は
前年同期を実質10%下回った。国内が13%、国外が8%減少。国外はユーロ圏が13%
減、ユーロ圏外が6%減となっている。