卸売物価12カ月連続低下、3月は前年同月比−3%に

ドイツ連邦統計局が16日に発表した3月の卸売物価指数(2015年=100)は前年同月比
3.0%減の131.2(2015年=100)となり、12カ月連続で低下した。
全体を最も強く押し下げたのはこれまで同様、石油製品で、前年同月を3.3%下回っ
た。石油製品の下落は13カ月連続。このほか、穀物・葉たばこ・種子・飼料(−
19.8%)、鉱石・金属(−13.6%)、化学品(−13.1%)、古材・残材(−6.4%)
で下げ幅が大きかった。たばこ製品(+5.8%)、果物・野菜・じゃがいも(+
4.4%)、飲料(+4.2%)、は大きく上昇した。
卸売物価指数は前月比では0.2%増となり、2カ月ぶりに拡大した。石油製品は0.7%
上昇している。

上部へスクロール