ポーランド政府が来年の最低賃金を決定、上げ幅7.58%

ポーランド政府は13日、2025年の最低賃金を月給ベースで4,626ズロチ(約1,065
ユーロ)とすることを承認した。今年7月1日付で適用される最低賃金4,300ズロチ
からは7.58%の上昇となる。最低時給も7%増の30.20ズロチ(6.95ユーロ)に引き
上げる。政府の推定によると、最低賃金の対象となる就労者は約310万人に上る。
同国中央統計局によると、今年1-3月期の平均賃金は月8,147ズロチ(1,876ユー
ロ)で、前年同期より14.4%増加した。民間企業の平均賃金は12.5%増の8,077ズ
ロチ(1,859ユーロ)となっている。
4月末時点の失業者数は前年同月から3%減の79万1,000人、失業率は同0.2ポイント
減の5.1%だった。(1PLN=0.23EUR)

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