独マイヤーがオリエンタルランドからクルーズ船受注

独マイヤー造船所は9日、東京ディズニーリゾートを手がけるオリエンタルランド
(OLC)からクルーズ船の建造を受注したと発表した。OLCはクルーズ事業への参入
を同日、決議しており、OLCが運営する初のクルーズ船はドイツ製となる。
OLCは日本を拠点とするクルーズ事業を展開するため、米ディズニー社とライセン
ス契約を締結した。マイヤーはディズニー向けにすでにクルーズ船を納入した実績
があることから、OLCは白羽の矢を立てたもようだ。
OLCが今回発注したクルーズ船は2028年に引き渡しが行われ、29年初頭から運営が
開始される。総客室数は約1,250室、乗客定員は約4,000人、乗組員数は約1,500
人。建造、開業準備など総投資額は約3,300億円に上る。首都圏の港を発着する短
期航路を中心に運行される。
ディズニークルーズは1998 年に米国で就航した。船の上という非日常の空間で
ディズニーが展開する様々なコンテンツの世界を体感できる。現在5隻が運航。今
後さらに3隻増える。シンガポールでの就航も予定されている。

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