ブルガリアの首都ソフィアで19日、第26回ソフィア・モーターショーが開幕した。
世界のメーカー40社以上が参加し、最新のモデル・技術を紹介。6展示棟と屋外ス
ペースにサイズやクラスを網羅する200台強が展示されている。会期は27日まで。
ディミタル・ネディアルコフ副運輸相は、ソフィア・モーターショーのような催し
が、クリーン・モビリティの推進や交通安全の向上といった運輸省の政策を支える
とし、政府としてもバックアップするという立場を強調した。
アンドレイ・ノヴァコフ欧州議会議員(運輸・観光委員)は、「未来はクリーン技
術にあり、Eモビリティもその一部」という考えを確認。一方、交通事故死亡者数
を大きく減らし、インフラを改善する必要性を指摘した。
自動車輸入事業者団体のアレクサンダー・コスタディノフ会長は、やはり今月開催
されたパリ・モーターショーよりも「ソフィアのほうが規模が大きく、出展社数も
披露される新モデル数も多い」と胸を張る。ブルガリアの人々に「新しいトレンド
を示し、国内のモビリティ改善、自動車の平均車齢の若返りに貢献するきっかけに
なれば」とイベントの効果に期待感を示した。
ソフィア・モーターショー公式サイト
https://sofiamotorshow.bg/english.html