ダイムラーが搬入車向けに急速充電パーク開設

商用車大手のダイムラー・トラックは15日、西南ドイツのヴェルトにある同社最大の
組み立て工場に急速充電パークを開設したと発表した。運輸業界のGX(グリーントラ
ンスフォーメーション)を推進する戦略の一環として、自社のサプライチェーンでト
ラックの電動化を図る。将来的には他の工場でも同様の措置を実施する意向だ。
同社は物流企業の協力を受けてヴェルト工場への搬入車を2026年末までに電気トラッ
クへと一本化することを計画している。その実現に向けたパイロットプロジェクトを
23年に開始。すでに充電スタンド8口を運営している。
今回新たに400キロワット(kW)の急速充電スタンド6口からなるパークを開設した。
搬入した車両は積み下ろし時間などに速やかに充電を行うことができる。

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