ポーランドのバス製造大手ソラリスは12月23日、米国で初の電気バス受注契約を獲
得したと発表した。ゼロエミッションバス(ZEB)で同国市場に進出する計画の第1
歩となる。
ワシントン州シアトル市の公共交通事業者キング・カントリー・メトロに、全長12
メートルの完全電気自動車(BEV)モデル2台と、全長18メートルの連接式モデル2
台を供給する。契約には最大12台の追加オプションも含まれる。納入は2026年後半
の予定。
納入するバスの電気駆動プラットフォームは北米向けに特別設計されたもので、ソ
ラリスが欧州市場で培った電気バスのノウハウが投入されている。車両は連邦自動
車安全基準(FMVSS)と米国障碍者法(ADA)を含むすべての規制に準拠している。
ソラリスは23年6月、北米市場への参入を盛り込んだ戦略計画を策定。同市場でZEB
の供給メーカーとして主導的地位を目指す方針を明らかにした。同社の全長12メー
トルのBEVバス「ウルビーノ12エレクトリック」と、同18メートルの連接式燃料電
池バス「ウルビーノ18ハイドロジェン」は欧州でバス・オブ・ザ・イヤー賞を受賞
している。