機械業界の11月新規受注6%減少

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が9日に発表した独業界の11月の新規受注高は物価調整
後の実質で前年同月を6%下回り、これまでに引き続き減少した。VDAMのチーフエコ
ノミストは受注不足に陥る加盟企業が多いことを踏まえ、2025年の需要回復に期待を
示した。
国外受注が4%、国外が同7%の幅で落ち込んだ。国外はユーロ圏(ドイツを除く)が
5%増えたのに対し、ユーロ圏外は11%減少した。
特殊要因によるブレが小さい3カ月単位の比較でみると、9〜11月は前年同期に比べ実
質7%低下した。国内が5%減少。国外は8%減で、内訳はユーロ圏がマイナス4%、
ユーロ圏外がマイナス9%だった。
1〜11月の新規受注高は実質8%落ち込んだ。国内が13%、国外が6%減少。ユーロ圏
は9%減、ユーロ圏外は5%減だった。

上部へスクロール