建設業新規受注2カ月連続増加、11月は+7.9%に

ドイツ連邦統計局が24日に発表した11月の建設業新規受注指数(2021年=100)は
物価調整後の実質に季節要因・営業日数を加味したベースで94.1となり、前月を7.
9%上回った。同指数の改善は2カ月連続。直近の底である9月に比べると14.2%上
昇した。
前月比の増加幅は土木で7.9%、建築で7.8%に上った。
前年同月比(物価・営業日数調整値)では上げ幅が16.6%に達した。大型受注の効
果で土木が30.3%拡大。建築は3.1%増だった。
11月の建設業売上高は前年同月を実質2.5%下回ったものの、金額は24年で最高の
115億ユーロとなった。土木が0.1%増、建築が5.2%減だった。
1〜11月の実質売上高は前年同期比で1.1%減少した。土木は3.8%増えたものの、
建築が5.0%落ち込み足を強く引っ張った。

上部へスクロール